おはようございます声優をやってますChavoです!
最近アニメを見ていて、心を打たれたシーンはありますか?
- 感動的なシーン?
- クライマックスのシーン?
- それとも楽しそうな日常の一部分?
アニメや映画をみて、
次は自分が、そんな心が震える表現をしたい!アニメに出たい!
と思って声優を目指されている方も多いと思います。
ですが、
いざ演じてみると自分の思った通りにお芝居ができない…
めちゃくちゃわかります。
昔の僕も、人を感動させるような演技をしたい!
と思って頑張って演技をしてみても、
- なぜだかうまくいかない。。。
- 自分一人で頑張ってしまっているみたいな感じがする。
- 大きい声を出しているだけで喉が枯れちゃう。。
そうやって何回も苦しい日々を送っていました。
そんな過去を経験しながらプロになれた今だからこそ伝えられる、
あなたもできる演技の質を何段階もあげられる秘策をご紹介します!!
(こんな書き方すると怪しさ満点ですが、本当に秘策なんです笑)
あなたができる演技の質を何段階もあげられる秘策
もったいぶっても仕方ないんで書いちゃいます!
それは、
「動詞を置き換える」
ということです。
動詞を置き換える?
そうなんです。
「動詞を自由自在に置き換えることができる」
これが演技の質を底上げする秘訣です。
例えば
「助けてくれ!」
っていうセリフを言うとしたら、
あなたはどういう風に言いますか?
- 恋人を救いたくて、、
- ペットを助けたくて、、
- 子供を死なせたくなくて、、
いろんなシチュエーションを想像するでしょうか。
あなたが準備をして、
オーディション当日、あなたが渾身で言い放った「助けてくれ!!!!!」
それを聞いたオーディション担当者が一言、
「足りないなあ。その感じで、もうちょっと感情出してみてくれない?」
…さて、あなたはどうします?
もっと大きい声で言ってみる?(そもそも出るの?全力で叫んだのに…)
シチュエーションを変えてみる?(芝居がブレちゃわないかな?)
迷いがあるとせっかく実力があっても、
伝わるものが伝わらなくなってしまいます。
あなたが「助けてくれ!!!!!」と叫んでいた場合、
「もっとやってみてよ」と言われたら、もっと叫んでしまわないですか?
そうするとお芝居よりも、「叫ぶ」ことが目的となってしまい、
一生懸命演じた人ではなく、一生懸命「叫んだ人」になってしまいます。
これはあなたが悪いんじゃありません。
ただ、準備の段階で「とある確認」をしていなかっただけなんです。
そう、その「とある確認」というのが、
①自分のセリフをどういう動詞でしゃべってるのか理解する。
②その動詞を「置き換える」
ということだけなんです!
例えば、
「助けてくれ!!」と「叫ぶ」んじゃなくて、
「助けてくれ!!」と「吠える」
「助けてくれ!!」と「がなる」
「助けてくれ!!」と「金切り声を上げる」
全部叫ぶのには違いありませんが、どれも中身が全然違いますよね?
こうやって叫ぶ1つとっても動詞を知っていれば意味の切り分けができるんです!
これは以下のサイト(類似語辞典)などで無料で調べることが可能です!
もちろん繊細な表現や、一見変わった演技を行うときも動詞の力はオススメです!
ぜひ、あなたが表現したいことが言葉で固まっていない時は参考にしてみてください。
もし今お芝居する環境がないかたは、Netflixなどの初月無料を利用して、
先輩たちが「どういう動詞で演技をしているか」確かめてみると、いつもと違った楽しみ方ができると思います!
あなたの声優ライフを応援します!