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【解説】声優になるために舞台って必要?

おはようございますChavoです。

突然ですが、舞台に立ったことはありますか?

 

俗にいう「演劇」というものです。

 

人と顔を突き合わせる演劇から台本片手に行う朗読劇まで。

 

今日はこういう舞台の経験は声優になるために必要なのか?

 

答えはもちろん『Yes』です笑

当たり前の話ですが、舞台の経験は無いよりもちろんあったほうが良いです笑

 

第一線で活躍される声優の方々も定期的に舞台に立たれていますよね。

ワンピースのルフィを演じられている田中真弓さんもお忙しいスケジュールの合間で年間3、4本舞台に立たれています。

 

ただ、舞台に出る最初の一歩が踏み出せない理由はわかります!

 

結局は声の芝居がしたいんだから、

舞台に出るよりアフレコの練習をしたほうが最短なんじゃないのかな…?

僕も養成所時代は、舞台に出れば演技は学べると思いつつも、

舞台のどういう部分が声優の役に立つんだろう?

って半信半疑なまま最初の一歩を踏み出しました。

 

そんな過去の自分に向けて、

声優目線で舞台のどんなところが声優に役立つのか解説してみようと思います!

舞台と声優の違いは?

まず舞台のメリット、声優のメリットをまとめていきます。

舞台のメリット

  1. 練習の時から相手との練習ができる
  2. 本番までの時間が長い(基本的には1〜2ヶ月)
  3. 敷居がアフレコより高くない

 

声優のメリット

  1. 参加した作品が一生残る
  2. 世界観や性別、年齢、人外など多様な役を行える
  3. 多くの人に見てもらう機会が多い

 

もっとあげれば出てきますが、パッと浮かぶのはこんな感じです。

基本的には片方のメリットがもう片方のデメリットになるように書いてみました。

  1. (舞台)練習の時から相手との練習ができる→(声優)本番まで相手との芝居ができない
  2. (声優)多くの人に見てもらう機会が多い→(舞台)観に来てくれた人しか自分を知ってもらえない

 

こんな感じです。

これだけでも「どっちも一長一短なんだなあ」とわかってもらえるかと思います。

なので、せっかく舞台に出るのなら、声優の役に立つ部分を意識して取り組んだ方があなたの夢を叶えるためになるのではと思いこの記事を書いてみました!

舞台に出て声優に一番役立つことは!

アフレコやアテレコの現場をいくつも経験して思うことは山のようにありますが、

個人的に舞台でこれをやってて良かった〜って思う点は、

 

役作りの厚み です。

 

声優は基本的に台本をいただくのが、早くて1週間前です。

遅いと3日前ということもあります。

(僕が主役をやった吹き替え作品も3日前に台本をいただきバタバタ準備をしましたw)

 

もちろん1つの役にかける準備の時間は舞台より短くなります。

結果として、「役作り」にかけられる時間が少なくなります。

 

週二本現場が入ったりすれば、さらに準備の時間は半分になってしまい。。。。

 

そんなふうに仕事が回り出した時に、役作りをしっかりと行えないと、

演技が薄い、演技が弱い、しゃべってるだけだよね、、

とダメ出しをもらってスタジオに残されることも新人には珍しくありません…。

 

なので!舞台のメリットである「本番までの時間が長い(基本的には1〜2ヶ月)」から、

役を徹底的に作るという経験を積み、

その役作りが1週間になっても濃度が変わらないような自分のやり方(メソッド)を掴む、

舞台を踏むことを躊躇しているのであれば、

ぜひ時間をかけて1つの役に徹底的に作るという声優になっても変わらない財産を経験しに行ってみてください!

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それではまた次の記事でお会いしましょう〜