おはようございます現役声優のChavoです!
今日は声優と切っても切り離せない試練について話そうと思います。
そう、オーディションについてです。
声優は生涯オーディションと付き合う職業
以前山寺宏一さん、野沢雅子さん、田中真弓さんというレジェンド3人が話している番組で、
田中真弓さんが「いまだにオーディションは受けている」
野沢雅子さんが「目玉の親父もオーディションでもらった」
など、トップを走っている方のオーディション事情を伺い、ビックリしました。
やはり声優はどこまでいってもオーディションから切っても切り離せない職業なんだなと。
でも、あなたもそうじゃないですか…?
オーディション苦手だあああああああああああ!
そんな声を多く聞いたので、
今日はオーディションの意識するポイントやちょっとした小技をご紹介しちゃおうと思います!
オーディション審査員に聞いたPOINT 5選
声優のオーディションは大きく分けると3種類あります。
- テープオーディション(音声のみ送る)
- 対面オーディション(スタジオで行うことが多い)
- 事務所の査定オーディション(新人のときのみ)
それぞれのオーディションで行うことは違いますが、汎用性の高いものを紹介します!
- 姿勢
- 呼吸
- 情熱
- 目力
- 表現
姿勢
オーディション時の姿勢(体勢)はとても大切です。
イベントなどで人前に出ることも増えてきた声優。
もちろん収録の現場でも緊張がないことはありえません。
オーディションはそんな度胸を見せるのにもってこいの場所になります。
度胸を見せるうちの1つが姿勢です。
上半身を緩め、下半身に重心を持ってくる。
特に下半身のかかとに重心を持っていくと、姿勢に安定感が出て落ち着けます。
呼吸
落ち着くために必須なのが、呼吸を深くすること。
緊張することで出すつもりもなかった不自然な行動が無意識に出てしまうことがあります。
(僕は瞬きが増えたり、口の中が乾く、といったことが多かったです)
身体の安定は心の安定につながります。
特に吐く息を深くすることをオススメします。常に自分の呼吸が整えられるように意識してみてください。
情熱
オーディションに受かるために「受かりたい!」っていう情熱が大事だと知っている人は多いんですが、「このオーディションに受かりたい!」と情熱を持っている人は意外と少ないことがあるんだとか。
これは「絶対に受かりたい!」より「ミスをしたらどうしよう…」という守りの姿勢になってしまっている人が目立つようです。
なんのためにこのオーディションに受かりたいのか?
自分の中で定めて、目標に向かって集中する意識を常に持ってみてください!
目力
自分の意思を相手に伝えるためには、目の力がとても大切になります。
「目は口ほどにものをいう」というやつですね。
別に目をクワッ!っと見開いて欲しいわけではなく笑
皆さんは「利き目」ってご存知ですか?
人には利き手同様、目にも利き目というものがあります。
オーディションのような人にアピールする場では利き目がとても有効です。
- 数メートル離れたものをよく見てください。 (壁に掛けた時計など)
- 見続けながら、見ているものを指さしてみてましょう。 (指には焦点が合っていませんので、2本にぼやけて見えるはずです。)
- この状態で、片目ずつ交互に閉じたり開けたりしてみましょう。
- 片方の目は、しっかり見ているものを指さしていて、もう片方の目は少しずれた方向を指します。 しっかり指さしているほうの目が“利き目”です。
ちなみに僕は右目でした。ぜひこの機会にやってみてください!
自己PRなどの話をする時の、ここぞ!っていうところでこの利き目を少しだけ前に出して斜に構えてみてください。
歌舞伎でも有名な「見得を切る」という言葉に代表されるように目の表現はとても大きな影響があります。
ちょっとした小技ですが、知っているのと知らないのとでは大違い!
ぜひやってみてください!
表現
どのような芝居をするか、は常に悩みますよね。
- 思った通りに一生懸命やってみる
- 差をつけるために斜め上の表現をやってみる
いろんな考えやアプローチがあると思いますが、自分の経験から多少見えているやり方を提案しておきます!
「王道は外さず、けど月並みにならないように自分なりのニュアンスを1つでも入れる」
- 読解やニュアンスがわからないと思われて、サブキャラをもらうチャンスを失わない
- 他に埋もれないようにあなたらしさは必ず入れる
これはあくまで参考程度によかったらやってみてください笑
オーディションはこわくない!
汎用性の高い5つを解説しました!
しっかりと自分の中で、オーディションの対策が立てられていれば怖いものはありません。
あなたなりのオーディション対策をまとめてみてください!
「表現」については放送中のアニメから学べることが多いです!
特にサブキャラクターは作品を彩る魅力的なキャラがたくさんいます。
先輩がどのように演じているのか、意識してみてみると発見があるかもしれません!
Netflixなどの無料期間を使って、現在放送されているアニメをみてみてください!
一緒に成長していきましょう!