おはようございますChavoです。
今日は過去の自分のために昔抱えていた大きな課題を解決しちゃおうと思います!
自己流でやるのと教わるのってどっちが良いの!?
情報が溢れているこの時代に、いろんな本やサイトから情報を得ることはできますよね。
いろんな知識を手軽に得られるようになってすごくいい時代だなあなんて思います。
自分も目指し始めた時は、インターネットで検索しまくって、
(腹式呼吸ってどうやったらできのか調べよう!)
(外郎売りってのをやってみるか!)
(セリフを読んでみよう!)
毎日新しいことを勉強しては新しい発見がありました!
自分の夢に向かってどんどん進んでいる気がしてとっても楽しかったです。
ですが、、、
自分は知らないうちに大きな間違いを犯していたのです…。
頑張って勉強したのに待っていた悲劇
文字通り取り憑かれたように、発声や滑舌の練習やセリフの練習を毎日毎日行っていました。
そうして準備万端の状態で養成所へ入った初日、悲劇は起こりました。
その言葉は、今でも忘れられません。。。。
「君は変なクセがついちゃってるから、素直にしゃべるところから始めようか」
ガーーーーーーン!!!
そうなんです。
新人にはよくあることですが、
自己流で頑張りすぎてしまい、変なクセがついてしまっていたんです。
僕の場合は、
- 大きい声を出すときに身体中が力んでしまう
- 変なアクセントがついた
- 文章の切り方(句読点)がめちゃくちゃ
こんな問題がワラワラと出てきました。。
しかももっとタチが悪くて、
あんなに頑張ったんだから、無駄なワケがない!!
という無駄なプライドを発揮し、直すためにめちゃくちゃ時間を使ってしまいました。。
あんなにやったのに…素直にしゃべるところからって…
ほんとにトラウマ級の思い出があります笑
特にこれから目指し始める人には同じ間違いをしてほしくないという気持ちでこれを書いています!(というか過去の自分が教えて欲しかったことなんですが…笑)
なので今回の【自己流VSレッスン】良いのはどっち? の実体験を元にした答えは、
「レッスンで学ぶ」
これに尽きます。
じゃあレッスンだけに集中して家では何もしないほうがいいのか?
この答えも「NO」だったりします。
実際のレッスンは週1くらいのところが多いので、家にいる時間をフルに活かしたほうが、成長のスピードも段違いです。
(というか、家で練習しない人が声優になるなんてほぼ無理です)
あれ?じゃあ結局家でやるしかないの?
家でやったら変なクセがついちゃうんじゃないの?
どういうことなの???
家で練習するのが間違ってないなら、一体何が間違っていたのかーーーー
当時はわかりませんでしたが、現場に行けるようになった今なら言えます。
それは、
「勉強」ばかりしていて、「研究」をしていなかった。
これに尽きると思います。
役者の姿勢は「研究」。勉強では力はつかない。
以前の僕は、新しいことを学ぶ度に、「声優に必要な勉強ができているぞ!」って感じていました。
その認識が間違っていました。
声優(役者)は、自分がこれだ!と思って演じるものに注文(演出)を受け、柔軟に応える仕事。基本的に、直しをもらうことが前提の職業です。
「この表現をするために勉強しよう!」
という姿勢で作った表現にダメ出しが来ると、自分の勉強が否定されたような気持ちになってしまいます。
「この表現をするために研究をしてみよう!」
こちらの姿勢なら、今やっているのはあくまで研究。次の実験(練習)を行えばいい。
というふうに、次に取り掛かるフットワークも軽くなります。
これは言葉の響きだけの問題だと思うかもしれませんが、
言葉から受けるイメージって実は結構影響が大きくバカにできません。
特に、声優のような繊細なニュアンスを求められる仕事にはなおさら。
簡単に「勉強」と「研究」の意識の分け方を書いてみました。
こういうものを「勉強」とする意識がGood!
- 普遍的なもの(「あ」の口の形とか、外郎売のセリフなど、変化しないもの)
こういうものを「研究」とする意識がGood!
- 柔軟に変えないといけないもの(演技や、ニュアンス、イントネーション)
あなたの熱意からきた練習の姿勢はとても価値があり、
その時間が多い人がプロに近くのだと思います。
なのでなおさら、練習への意識1つで、僕と同じような苦い経験をして、その熱意が消えないように頑張って欲しいというのが本音です。
そんなところから始まった僕もプロになれたんだから、あなたにも頑張って欲しい!
あなたの躍進を応援しています!
プロの芝居を聞く「研究」
アニメや海外ドラマを意識してみるということを始めてみるのもオススメです!
もちろん大切にしてほしい意識は、「研究」してみるか!
こっちですよ!初月無料のNetflixでチェックしてみてください!