「滑舌」を行う”意味”を解説します!
おはようございますChavoです!
さっそくですが、質問です!
毎日滑舌練習していますか?
ギクリ…とした人も多いんじゃないでしょうか笑
声優を目指したことのある人は一度は聞いたこともある「発声」と「滑舌」。
基礎がとにかく大事!とどこでも書いてありますが、
全然やる気がでない…!!!
そんな気持ちになったこともあると思います。
なので今日は、滑舌がなんで大切なのか、
プロの目線で現場から感じたことを説明しようと思います!
ぶっちゃけ僕も一緒でした。。
まず安心して欲しいのは、初めは僕も同じだった…ということです。
養成所でレッスンを受けているときは
- もっとアフレコしたい〜!
- 早口言葉とか一通り言ったよ!
- 外郎売もスラスラ言えるから滑舌なんてやらなくても大丈夫でしょ!
こんなことばかり思っていました。
だけど、いざ現場にいけるようになってみると、
ほんッッッとにもっと意識して滑舌やっていればなー!!
と悔しい毎日を過ごしてばかりでした。。(結論滑舌はほんとに大事でした…笑)
けど、だからと言って
- 滑舌を毎日やっていない人が悪い
- 毎日やっている人が偉い
そんなこともないと思っています。
毎日やらないのも仕方ないことだよなー
素直にそう思います。
滑舌を毎日継続できない”根本的な”理由!
毎日やれないのも仕方がないなんて思います。
なぜなら、滑舌を鍛える目的とゴールが定まっていないから。
これだけです。
毎日続けようと思い滑舌を繰り返していても、
目的とゴールもないのにずぅっっっっっと続けることは不可能です。
↓僕もこんなことが何度もありました。
声優になる!!みなぎるやる気を心に秘めて滑舌練習をはじめ、
途中で滑舌よりも演技の方が大切なんじゃないかと迷い、
滑舌をなんのためにやっているのかわからなくなり、
気がついたら3日坊主になって、
自分は声優に向いてないのかな…と塞ぎ込んでしまう。。 Fin
続けられないあなたに問題があるんじゃなくて、
続けたいと思う理由付けができていないのが問題なんです!
この続ける目的とゴールを定めてあげることが本当に大切で、
これが決まっていない限りは、いくら熱い思いややる気があっても途中で燃料切れになってしまいます。
けど、こんなこと現場に行ってみるまで考えもしなかったってのが本音です。。
だからあなたには、なんのために滑舌をやればいいのか、
自分目線で大切だと思うことをお伝えします。(あくまで個人の意見です)
滑舌はなんのために必要?
いくつかの現場を通して、新人時代に言われてきたことです。
滑舌は、自分の見せ場を潰さないために鍛える必要がある。
これが全てです。
アニメや映画の「見せ場」というとどんなシーンを思い浮かべますか?
おそらく泣いたり、怒ったり、叫んだり、感情が溢れているシーンが出てくるんじゃないでしょうか。
そんなシーンで、言葉が潰れていたり、はっきり聞こえないと、
どれだけ素晴らしい演技をしていてもリテイクになってしまいます。
ドラゴンボールの名台詞
「クリリンのことかーーーーー!!!!」
これが、
「ウイインのことかーーーーー!!!!」
だとOKは出せませんよね。どれだけ良いお芝居をしていても。
あなたがリラックスしているときに言える早口言葉が大切なのではなくて、
感情が昂っている時に、いかにお芝居に集中しても崩れない滑舌を持っているか。
早口言葉も言えることを目標とせずに、
- 本気で怒りながら
- 泣くほどの悲しみで
- 死んだと思っていた親友と再開して
そんな感情の昂りを感じながら、言えた、言えなかったと比べてみると1つ成長できるかもしれません!!!
目標はあなたの見せ場を支えること。
やり方は大きい感情を感じながら滑舌に励むこと。
個人的にとってもオススメです。(こういうこと教えてくれる人に教わりたかった。。笑)
どっちの気持ちも経験してきたからこそわかるようになりました。
(多分これは先輩たちもみんな同じなんでしょうね…笑)
先輩の”滑舌”を聞いてみよう!
Netflixやhuluで先輩たちがどういう滑舌を体得しているか、
改めて聞いてみるのも新しい発見になると思います!
無料期間を使って聞いてみてください٩( ‘ω’ )و